忙しさにかまけて、11月はブログの更新を忘れてしまいました...。
秋の終わり頃から、舗装業界は繁忙期を迎えます。
10月末から翌3月頃まで続きます。
これは、決算期と新年度の関係からきていますね。
建設現場では、繁忙期と閑散期の差が極端なため、
繁忙期では休暇を取得しにくくなります。
逆に閑散期ではゆっくり休めるのですが、会社としては売上に
不安がでるため、今の繁忙期で精一杯売上を上げます。
毎年のことですが、この差が大きく身体への負担が大きいです。
舗装業は皆、『舗装屋が今頑張らないで、いつ頑張るんだ!』
の精神で毎年この繁忙期を乗り切っています。
国土交通省が掲げるi-constructionの中に、
『施工時期の平準化』というものがあります。
繁忙期と閑散期の差を無くすよう考慮した発注計画を作成することで、施工時期をなるべく平準化させようという取り組みです。
i-constructionが発表されたのが2016年(平成28年)ですから、県や市といった地方ではまだまだ頑張っていかなくてはいけません!
さて、夏の酷暑の中での作業も大変ですが、冬の寒さも堪えます。
舗装の日であれば、アスファルト合材の熱気(160℃くらいあります)で温かいのですが、温度が下がるのも早いので悠長に作業もしていられません。
この時期の栃木県では、昼間と夜間の温度差が激しく10~15℃
程度の差があります。
昼間は暑いくらいなのに朝晩は冷えるといった、体調管理の難しい時期です。
先日、夜間工事を半月ほど行ってきました。
寒さの中、品質を確保するため本当に頑張ってくれました。
※路面切削機でのICT施工です。
トータルステーションによる高精度な3次元位置計測データ
により自動制御され、切削精度や施工能力が発揮されます。
忙しい時期は始まったばかり。
安全を大前提に、
皆様の生活が豊かになるよう、日々努めてまいります!
株式会社 弘和道路